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読むきっかけ
僕は仕事でのタスクもそうですが、公共料金の支払など少し先延ばしにしてしまう癖があります。
「すぐやれる時」もあれば、「すぐやれない時」もある。
どしてなんだろうと思い、いろいろ自分の行動を振り返ってみたのですが、
なかなか答えが出ませんでした。
僕は自分のスケジュールは結構きっちり決めて一日を始めるのですが、
処理すべきタスクに取り掛かる時に心理的ハードルが高いときと低いときがあります。
何故なのか?と考えている時に、この本を見つけ、読み始めました。
本の概要
「すぐやる人」になるために、必要なコツが書かれています。
精神論ではなく、しっかりと脳科学の観点からコツが説明されています。
脳は生命維持のため、命に別状がないかぎり、できるだけ変化を避けて現状維持をしようとする防衛本能が働いているそうです。
「すぐやれない人」は気合が足りないのではなく、脳の防衛本能のせいである
というスタンスに立ち、「すぐやれる人」の脳にするためのコツが展開されています。
本の目次
- 第1章:先延ばしがなくなる!行動に「初速」をつける方法
- 第2章:集中力が驚くほど続く!「行動ブレーキ」の外し方
- 第3章:感情に左右されない!行動マインドのつくり方
- 第4章:「忙しくて動けない」がなくなる!時間の使い方
- 第5章:夢や目標に向かって一歩踏み出せる!行動思考の身につけ方
印象に残った内容
概要でも少し触れましたが、
脳は「大きな変化は受けつけないが、小さな変化は受けつける」そうです。
「新しい事を始めるときは、既に定着している習慣とセットで行う」ことが良いとコツの1つとして紹介されていました。
新しい事を始めようと意気込み、計画を立てても三日坊主になってしまう。
よくあることですよね。
「気合が足りていない」のではなく、
「そもそも脳が対応していない」から三日坊主になってしまう。
「脳との上手な付き合い方」が必要であると、新しく学習しました。
感想
精神論ではなく、著者が脳科学のスタンスから説明を展開しているため、
37個のコツに対する信憑性が高いと感じます。
よく「本当か?」と感じる内容の本や「根拠」が乏しいと感じる本が多くある中、
とても参考になる内容でした。
この本を読むまで、
「脳を上手くコントロールする」という発想は僕には無かったのですが、
「脳のやる気スイッチ」を意識して生活していこうと思います。
「側坐核」や「ドーパミン」など、脳に関する興味深いワードが多く出てきたので、
今後、そういった脳についての書籍を何冊か読んでみようと思っています。
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